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雑煮2011(または、ちばらきの雑煮) [食]

 正月って私の料理の出番がないんだよね。。。

 てなわけで、実家の雑煮を紹介します。雑煮って、各地各家の特色があって面白いですよね。

2011zouni.jpg

 我が実家のお雑煮を紹介します。
 父は茨城のつくば市周辺、母は千葉県袖ヶ浦、の出身。つまり「ちばらき県人」家族なり。おそらく雑煮にも「ちばらき」的特色があると思われる。私の記憶を遡ること2、30年。多少の違いはあるが、上の写真のような形式が確立されていて、まさに我が実家の食文化の一端である。

 んで、分析してみる。
 汁は、カツオ出汁、塩、醬油味付け。たまに、鶏肉が入ったりする。
 具は、里芋。これは特色なのではないか?私の記憶によれば、母方の実家(千葉)と父方の実家(茨城)の双方で里芋が入っていた。
 餅は、焼かずに煮る。焼いて煮込まない家もあるよね。私は、煮込んでデロデロになっているのが好き。
 トッピング。茹でたほうれん草は各自適宜乗せる。たぶん、ここは我が家文化。雑煮だけではなく味噌汁でも同様の食べ方をする。んで、ナルト。まるでラーメンのようだな。
 トッピングのポイントは、海苔と鰹節だ。海苔は細かく細かく千切って揉んだもの。これをたっぷりと雑煮にかける。おそらくこれは千葉ルール。でね、私の記憶の中ですげーごちそうとして覚えているのが、ハバノリをかけた母方の実家(千葉)の雑煮。このハバノリが良い香りで大変にうまい。中学生の頃に食べた味だから記憶の中で美化されているかもしれないけど。数年前に千葉の市場で見つけたら結構高かった。ハレの日用の食べ物なんだね。

 特色と思われるものをまとめてみる。
1.しょうゆ味カツオ出汁。
2.里芋。
3.餅は焼かずに煮る。
4.海苔と鰹節をぶっかける。手に入れば「ハバノリ」を使う。

 白みそを使うとか、ブリが豪勢に入っているとか、鮭とイクラが入っているとかいろいろあるようですが、雑煮ってのは文化人類学的に興味深い食べ物ではないかと思います。

 えー、最後になってしまいましたが、ご挨拶。
 旧年中は、本ブログをご愛読していただき誠にありがとうございました。
 今年も、こんな感じで書いていきますのでよろしくお願いします。面白かったら「nice!」お願いします。

2011年1月元日 とさムー


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