SSブログ
※貼付された画像はクリックすると拡大できます。

宇宙の旅シリーズ [本]

野口(Astro_Soichi)さんのツイートで宇宙が近くに感じられるこの頃。
でも、月にグラビウス基地はないし、オリオン号は就航していない。
まして、ディスカバリー号は木星(小説では土星)に向かってもいないし、木星が太陽になってもいない。
1968年に日本公開(映画)と出版(SF小説)された「2010 宇宙の旅」の話ですけどね。
というわけで愛読書「宇宙の旅」シリーズのお話。

愛読書。
何度も何度も読み返す本。
アーサー・C・クラークの「宇宙の旅」シリーズはそういう本です。
SF本を紹介されたら、まずこの本を推薦します。課題図書に指定したいくらいだ。

美しい映像だが難解な映画とは異なり、小説ではSFの巨匠が静かに力強く分かりやすく未知なる宇宙への旅へと誘ってくれます。
映画を見た後に読んですっきりと納得できた思い出あり。映画と小説は似ていて違う物語になっていますが、脳内では勝手に文章と画像を混ぜ合わせて小説がビジュアル化されています。
今はもう2010年。だけどレオーノフ号は陰も形もない。残念。

それぞれの本と映画についての感想など。
  • 2001年 宇宙の旅
    映画終盤のサイケデリックな映像(スクリーンセーバーのサトリを思い出させる)より、小説の描写の方が断然ワクワクするし素晴らしい。
    「星がいっぱいだ!」。「80分の未来で待ち受ける管制室の人」ばかりではなく、私も忘れることができない一言です。
  • 2010年 宇宙の旅
    ロイ・シェイダー(といえばブルーサンダー)がフロイド博士ってのがイメージ違うかな。でも、重厚な正当派SF映画という感じが好きです。終盤のHALの戸惑いシーンは良い。
    小説の、エウロパと木星の生物の描写が好きです。モノリスは無情だな。
  • 2061年 宇宙の旅
    ハレー彗星ランデブーを経て、元木星の衛星エウロパへ。ドンパチがなくたって、冒険に満ちた物語ができるだな。こちらは映画化されていない。
  • 3001年終局への旅
    生還おめでとう > F。
    そして、「さよなら親友たちよ」
    こちらも映画化されていない。

昔の本だけど全然古くない。
今ならネットに溢れる数々の宇宙画像を眺めながら小説を読む贅沢ができる。
映画と小説どちらを先に?
お試しあれ。

----------
以下、本の紹介。
表紙が並ぶだけでムフフです。


Blu-Rayも調べてみた。

どっちの表紙もスターチャイルドなのぉ?

2010年は新版が出ましたが表紙が旧版の方が好きなのでそちらを掲載しています。
新版はこちらでどうぞ。 2010年宇宙の旅〔新版〕 (ハヤカワ文庫 SF) (文庫) (ハヤカワ文庫SF)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。