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マッドサイエンス [本]

 以前から気になっていた本が、本屋の入り口に並んでいた。夏休み向けのコーナーだとは思うのだけど、ロボットや電子機器を作ろうというちょっと年齢層高めな品揃えだった。そんな中に、この本があった。
 その名は「Mad Science」。日本語名は「炎と煙と轟音の科学実験54」。出版は、プログラム関係で良くお世話になっているオライリージャパン。自分では知識もないし、おっかなくてできない数々の実験が写真付きで掲載されている。うーん、買って良かった。

  まずは余談を。
 振り返ってみると、小学生時代は科学少年であった(自称です)。理科は得意分野。解剖は苦手だったが、実験は大好きだった。爆破のエキスパートを目指し、爆竹の様々な遊び方を試したものだ。良くまぁ〜怪我なく、怪我もさせずに生きているもんだよ、俺。ん、それは科学ではないね。
 で、小学生の頃の科学ネタを思い出してみる。
 1.有孔虫の研究。5年4組全員での研究。オリンパス主催の何かだったようで、時計をもらった覚えがある。
 2.何年生の頃かは忘れたけれど、理科室の掃除当番だった。マグネシウムリボンを燃やして遊んだもんだ。あぶねー。
 3.学校で日食を見た。
 4.文集の中で将来の職業みたいなことを書いたときに「悪の科学者」なんてことを書いた記憶がある。
 5.天体望遠鏡が欲しくてお金を貯めていたが、自転車を買った。
 6.夏休みの課題に、ラジオを聞きながら天気図を書いた。ラジカセ買ってもらった。
 ちなみに、学研の科学は定期購読していた。学習はいらないというのに親が買い与えてくれた。感謝。

 そんな私だが。つーか、全然科学オタクでもなんでもないな。この本恐るべし。
 内容でおもしろかったところを抜粋。
・液体窒素でアイスを作る!?
・お腹が空いたらスニッカーズでロケットを飛ばす!?
・瞬間接着剤で雪の結晶を保存する!?(指くっつけるのは得意だぞ)
 もう、どれも真似できん。水素を作るのはできそうだな。いやいや、恐ろしくて手が出せん。俺は読んでいるだけで満腹だ。
 前書きなどにはすごく慎重に注意して欲しいことが書かれている。当然の配慮だ。機材や薬品自体が簡単に手に入るものとは思えないけど。
 そうではあるが、この本を見ただけで分かった気になるのは、著者が一番嫌うだろうな。やってみて体験して、それが知るという意味である。

 この本を作ってくれたこと、出版してくれたことに感謝。これは得難い疑似体験だ。
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表紙に騙されるな。すごいことしているんだからね。

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