SSブログ
※貼付された画像はクリックすると拡大できます。

アンコと半殺し [食]

 半殺し。ハンゴロシ?物騒なタイトルだな。
 でも、そういう方言なのだがからしょうがない。

hangorosi.jpg

 甘党の私はアンコが(も)大好き。遥か昔小中学生の頃、本家や我が家の自家製おはぎを貪り食ったものである。ちなみに千葉県成田山と言えば羊羹の地であるが、そこで買った米屋の羊羹の一本食いをしばしばしたものである。

 おはぎというのはつぶした餅米を丸めてアンコで包んだものです。このつぶすという行程を「半殺し」というらしい。餅にならない粒が残った状態だから半殺し。故におはぎの別名を「半殺し」とも呼ぶわけ。
 だから、ばーちゃんとかに「半殺し食ってくけ?(茨城弁です)」と言われたとしても、それはおばーちゃんに化けた狼、または本物のおばーちゃんが「おまえうまそうだな」と言っているわけではない(はず)ので安心しましょう。方言ってドキッと驚く表現あるよね。

 さて、半殺しは宇宙一のお菓子であるが、さらに素晴らしい食べ物があるのです。平行宇宙一と呼ぶか。
 それが写真のもの。(写真のは半殺しが足りないな)
 カレーじゃないよ、あんこだよ。あんこライスとでも申しましょうか?
 半殺しの餅米を盛って、あんこを載っけただけ。セルフサービスのおはぎではない。これを箸で食べるのだ。私はスプーンで食べるが。
 本当にこういう食べ物が法要とかの膳に出てくるのだ。喜べ!喜ぶのは俺だけか?
 なんて地方色豊かなんでしょう。

 さすがに餅米は腹に溜まるので、あんこだけ食べるんだけどね。(ん?)
 ちなみに私は粒あんラブ。

 おばちゃん達は、これとお新香をつまみながらお茶するわけですな。茨城弁で(だから、何言ってるかわからんよー)。よーけーいわんといてな(俺も意味が分からんで書いている)
 ああ、ええなー。ああ、夜中ではあるがあんこ食べたくなって来た。

 というわけで、思い出の味、田舎の味、大好きな味の「半殺し」のお話でした。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。