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Make:>>OTOduino : ArduinoとiPhoneを繋げる [Make:]
簡易気象センサーの試作という仕事をしています。
機器のデバッグでパソコンを使わずにセンサーのデータを見る方法がないかと調べていたらSoftModemとOTOduinoというものを見つけました。さっそく両方を購入。両方ともやっーーーと動かせたので、まずはOTOduinoについてまとめました。
"OTOduino"って何? という方は、ja-OTOduino-projectのホームページにてご確認ください。
[どういう動きをするか?]
写真は、動作中の様子です。テスト用に、ブレッドボード上に入出力お試し回路を組んでみました。左の青い基板がArduino。赤いのがOTOduino。右側のiPhoneに表示されているのがOTOduinoというiPhone Appです。このOTOduinoとアプリを使うことでArduinoのIOポートをモニタ、制御できるようになります。
OTOduinoでは、Arduino側のアナログ(出力)ポート1〜5、デジタル(入出力)ポート2〜11を利用可能です。テストでは、アナログ入力としてA1〜A5ポート、デジタル出力としてD8〜D11、デジタル入力としてD2を接続しています。
接続の内訳。A1〜3には半固定抵抗を通じて5V入力、A4は5Vをそのまま入力、A5は温度センサー(MCP9700)を接続。D8〜D11には青色LED、D2はトグルスイッチを接続。
そして、写真は動作中のもの。アプリ側のスイッチや出力値を回路と比較してください。
以下のような状態となっています。
※[]内はArduinoに対する入出力方向を示す。またD11などは図中の記号と対応。
App D11[out]=HIGH → 回路 D11[out]=LED点灯
App D10[out]=LOW → 回路 D10[out]=LED消灯
App D09[out]=HIGH → 回路 D09[out]=LED点灯
App D08[out]=HIGH → 回路 D08[out]=LED点灯
回路 D02[in]=スイッチオン → App D02[in]=HIGH
回路 A01=抵抗回す → App A01=2.84v
回路 A02=抵抗回す → App A02=1.31v
回路 A03=抵抗回す → App A03=3.22v
回路 A04=5v入力 → App A04=5.00v
回路 A05=温度センサー → App A05=0.66v
App側でD08〜D11をHIGH/LOW切り替えると回路側のLEDが点灯/消灯します。
回路側でD02のボタンを離すとApp側のD02[in]はLOWになります。
HIGH=ON、LOW=OFFと見なせるということです。
回路側でA01〜A03の抵抗を回転させると、App側の表示値が変動します。
以上の用に、回路側の値を取得したり設定したりすることができるようになります。
[注意事項:または、いかにして私はOTOduinoを動かせるようになったか?]
次は、導入時に私が失敗したことのまとめです。
私はこれで泣きました(^_^;
1)OTOduinoとiPhoneを繋げるオーディオケーブル!
4極ストレートケーブルでなければならない。なぜならば、マイク回線も利用するから。
私はカモン W435-15という製品を使いました。
2)Arduinoにアップロードするスケッチのこと!
OTOduinoSImpleClientというスケッチをArduinoに書き込む必要があります。
詳細はOTOduinoのプロジェクトページにてご確認ください。
Arduino IDE v.1.0でverifyするとwiring.hがないよとエラーが出ます。さて、どうすんだ?
答え:Arduino IDE 024の中にあるwiring.hをv.1.0のライブラリーにコピーする。
そう、それだけで良いのだ。
ハンダ付けに失敗したかと思っていたのですが"4極ケーブルじゃなかった(T_T)"というのが私の失敗でした。。。お粗末。
以上のように動くようになりました。さて、どんなことに使いましょうかねー。
最後にお礼を。
どうしても動かないということで制作者の方に直接問い合わせをさせていただきました。その際に素早く適切な返答をいただき、問題があっという間に片付きました(ケーブルが違うってだけですが)。この場を借りてお礼を申し上げます。また、ブログに掲載することを快諾していだきました。ありがとうございました。この投稿がお役に立てれば良いのですが。
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関連URL
ja-OTOduino-project
OTOduinoシールドキット[スイッチサイエンス]
機器のデバッグでパソコンを使わずにセンサーのデータを見る方法がないかと調べていたらSoftModemとOTOduinoというものを見つけました。さっそく両方を購入。両方ともやっーーーと動かせたので、まずはOTOduinoについてまとめました。
"OTOduino"って何? という方は、ja-OTOduino-projectのホームページにてご確認ください。
[どういう動きをするか?]
写真は、動作中の様子です。テスト用に、ブレッドボード上に入出力お試し回路を組んでみました。左の青い基板がArduino。赤いのがOTOduino。右側のiPhoneに表示されているのがOTOduinoというiPhone Appです。このOTOduinoとアプリを使うことでArduinoのIOポートをモニタ、制御できるようになります。
OTOduinoでは、Arduino側のアナログ(出力)ポート1〜5、デジタル(入出力)ポート2〜11を利用可能です。テストでは、アナログ入力としてA1〜A5ポート、デジタル出力としてD8〜D11、デジタル入力としてD2を接続しています。
接続の内訳。A1〜3には半固定抵抗を通じて5V入力、A4は5Vをそのまま入力、A5は温度センサー(MCP9700)を接続。D8〜D11には青色LED、D2はトグルスイッチを接続。
そして、写真は動作中のもの。アプリ側のスイッチや出力値を回路と比較してください。
以下のような状態となっています。
※[]内はArduinoに対する入出力方向を示す。またD11などは図中の記号と対応。
App D11[out]=HIGH → 回路 D11[out]=LED点灯
App D10[out]=LOW → 回路 D10[out]=LED消灯
App D09[out]=HIGH → 回路 D09[out]=LED点灯
App D08[out]=HIGH → 回路 D08[out]=LED点灯
回路 D02[in]=スイッチオン → App D02[in]=HIGH
回路 A01=抵抗回す → App A01=2.84v
回路 A02=抵抗回す → App A02=1.31v
回路 A03=抵抗回す → App A03=3.22v
回路 A04=5v入力 → App A04=5.00v
回路 A05=温度センサー → App A05=0.66v
App側でD08〜D11をHIGH/LOW切り替えると回路側のLEDが点灯/消灯します。
回路側でD02のボタンを離すとApp側のD02[in]はLOWになります。
HIGH=ON、LOW=OFFと見なせるということです。
回路側でA01〜A03の抵抗を回転させると、App側の表示値が変動します。
以上の用に、回路側の値を取得したり設定したりすることができるようになります。
[注意事項:または、いかにして私はOTOduinoを動かせるようになったか?]
次は、導入時に私が失敗したことのまとめです。
私はこれで泣きました(^_^;
1)OTOduinoとiPhoneを繋げるオーディオケーブル!
4極ストレートケーブルでなければならない。なぜならば、マイク回線も利用するから。
私はカモン W435-15という製品を使いました。
2)Arduinoにアップロードするスケッチのこと!
OTOduinoSImpleClientというスケッチをArduinoに書き込む必要があります。
詳細はOTOduinoのプロジェクトページにてご確認ください。
Arduino IDE v.1.0でverifyするとwiring.hがないよとエラーが出ます。さて、どうすんだ?
答え:Arduino IDE 024の中にあるwiring.hをv.1.0のライブラリーにコピーする。
そう、それだけで良いのだ。
ハンダ付けに失敗したかと思っていたのですが"4極ケーブルじゃなかった(T_T)"というのが私の失敗でした。。。お粗末。
以上のように動くようになりました。さて、どんなことに使いましょうかねー。
最後にお礼を。
どうしても動かないということで制作者の方に直接問い合わせをさせていただきました。その際に素早く適切な返答をいただき、問題があっという間に片付きました(ケーブルが違うってだけですが)。この場を借りてお礼を申し上げます。また、ブログに掲載することを快諾していだきました。ありがとうございました。この投稿がお役に立てれば良いのですが。
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関連URL
ja-OTOduino-project
OTOduinoシールドキット[スイッチサイエンス]
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