初めての一眼レフ、そしてレンズの話

　キャノンのEOS Kiss X5を買いました。良く良く考えてみたら人生初めての一眼レフカメラだった。あらま、驚いた。人生で３台カメラを買ったけど、非一眼レフだったんだねー。
　購入までに悩みに悩み、結局本体のみならず周辺機器もいろいろと買った。そのうちの一つが今回のネタである。一眼レフと言えばレンズ交換でしょ。というわけでレンズの話です。

　まずは「そのレンズ」で撮った写真をどうぞ。


　　購入したカメラはCanon EOS Kiss X5の18-55レンズキット。これにレンズを二本追加。その一本がCanon EFレンズ EF50mm F1.8 II 単焦点レンズ。その他諸々あるけれど、今回はこのレンズの話。
　あれ、星の写真はどうやって？あれはね、借り物のカメラだったのよ。

　さて、このレンズ、評価がとっても高い。でも安い。あまり悩まずに済んだ(^ ^;
　使って最初に驚いたのがとっても明るいレンズだということ。暗めの室内での撮影なのにしっかり明るく写っていた。次に感嘆したのが被写界深度の狭さ！なんというボケ味。ボケ過ぎやでっ、と思わず突っ込んだ。でも、オートでピント合わせるときの音と動きは今イチだ。
　というわけで上の写真。庭のシバザクラを撮ったのですが、手前も背景もしっかりボケております。でも、どこにピントが合っているのか分からん！撮影者の意図（自分だが）が何か全然分からんです。

　このレンズの強みは絞りF1.8という数字が表しているが、撮影者への要求は高いです。私が感じた注意点を自分に向けて書いておこう。
1)レンズ内ブレ防止機能はないので保持はしっかりすべし。撮影の基本だね。
2)被写界深度が浅いので、目的（撮りたい部分）を明確に意識すべし。これも基本だね。
3)おもしろいからといって、なんでもかんでもボケさせないこと。だって、面白いんだもん。
4)普通に撮るならF4.0くらいで良い。
5)最短撮影距離は45cm。それほど近くに寄れないぞ。この点は残念。
以上５点の注意点。

　どこかのだれかの評価だけど「被写体に近づいたり遠ざかったりというカメラ撮影の面白さ」というのが分かるレンズです。

　最後に一枚。よつ葉のクローバーとナナホシテントウ。



　もしや、てんとう虫が水滴を舐めてませんかね？
　なお、この写真はRAWで保存した高解像度画像をトリミングしたものです。このレンズでは、ここまで拡大（寄った）撮影はできません。

　このレンズ、メイン使いのつもりではなかったけれどずっと装着されています。ズームじゃないので軽いのも良いです。
　以上、Canon EFレンズ　EF50mm F1.8 IIのレポートでした。